マンションの防音リフォームではどんなリフォームを行うの?

防音リフォーム

マンションでは一戸建て住宅とは違い、水を流す音や洗濯機の音。テレビの音量や足音といった「生活音」に対して、大変気を使わなくてはいけません。その理由は、あなたの部屋の上下左右には他の方が暮らしており、壁や天井や床でしか仕切られていないので、生活音が届きやすい環境だからです。

防音リフォーム行えば、過度に生活音を気にすることもなく暮らすことができます。さらに、テレビでスポーツ観戦や映画鑑賞を、音量を上げて気兼ねなく見ることも可能です。

この記事では、マンションの防音リフォームの方法と、一般的な工事費用について簡単に解説しています。

〇まずはマンションの管理規約を確認しよう

マンションの防音リフォームは、マンションの管理規約を施工業者と確認することから始まります。加入しているマンションの管理組合に問い合わせ、専有部分での可能な工事の確認や、工事ができない共用部分の確認などを行いましょう。管理規約には、お住まいのマンション独自の管理規約もあるので注意しましょう。

〇工事前には近隣へのご挨拶を忘れずに

周辺の方へのリフォームのお知らせやご挨拶は、管理組合に報告するだけや施工会社に任せるだけでなく、施主自身も必ず行いましょう。

工事は大変大きな音がします。資材の搬入や廃材の搬出のときにも、周辺の方に迷惑をかけてしまう事は容易に予想ができます。お部屋の周辺の方には、前もってご挨拶を行う気配りを心掛けましょう。

〇床の防音リフォーム

床の防音リフォームには、床材の張り替えや床材の下に遮音マットを敷くといった方法があります。床材の張り替えには、マンションの管理規約をよく確認して、指定された防火能力や防音指数に適合した建材を使用します。

張り替えの費用は使われる床材によって変わりますが、畳6帖程の床面積の時に25万円から30万円ほどの工事費用になります。また、床材の下に遮音マットや吸音率の高い素材を敷き詰める防音リフォームでは、30万円から60万円ほどの工事費用が掛ります。

〇壁を防音リフォーム

壁の防音リフォームでは、既存の壁の上からもう1枚壁材を張り2重壁にする方法と、壁を取り外して遮音シートや吸音材を壁内部に施工する方法が取られます。使用する建材は、マンションの管理規約に適合した壁材を使用します。

畳6帖程の部屋の場合、壁を2重張りにする防音リフォームの費用は15万円から20万円程です。壁の内側に、遮音シートや吸音材を入れる防音リフォームでは、20万円から30万円程の費用が掛かります。

また、壁面に換気口がある場合には、音はここから出入りしてしまうので、換気口専用の防音キャップの取り付け工事を追加で行う事になります。

〇窓の防音リフォーム

音が出入りする大きな原因が窓にあります。窓はガラス1枚で外界と隔てられているため、大きな窓ほど音の透過量が多く、窓の防音リフォームでは防音効果のあるペアガラスに交換するか、窓の内側にもう一つ窓を設ける2重窓にする方法が取られます。

窓の数や大きさによって異なりますが、一般的な掃き出し窓(170㎝×180㎝)をペアガラスに交換する費用は、10万円から15万円程になります。2重窓の防音リフォームの費用は、5万円から10万円前後が一般的な相場です。

国土交通省の規約では、サッシや窓ガラスはマンションの共用部分と明記されています。そのため、工事前にはマンションの管理規約をよく確認し、規約に沿った窓の防音リフォームを行いましょう。

〇まとめ

いかがでしたでしょうか?

マンションの防音リフォームでは、マンション管理規約をよく確認して、規約に則った建材の使用と工事を行います。また工事の際には、周辺にお住まいの方への配慮や気配りを行う事で、今後も良好なご近所との関係を保つことができるでしょう。

マンションの防音リフォームでは、全ての音を遮断する事ができません。音の種類によっては防音できない場合もあるので、音量や時間帯の配慮は引き続き続ける必要があります。とくに部屋で楽器を弾くときには、防音リフォームでは不可能な場合があります。そのため、防音リフォームを行った上で「防音室」の導入も検討しておきましょう。

マンションでも生活音を気にすることなく、穏やかに生活することは防音リフォームで可能です。マンションにお住まいの方にとって、音の悩みは大変な問題にも発展しかねません。生活音や音に関してご心配な方は、専門のリフォーム業者に相談されることを強くお勧めします。

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