感染症対策として、タッチレス水栓の需要が高まっています。感染症を予防するには手洗い・うがいが効果的です。しかし蛇口を共用していると、最後に蛇口を閉めるときに菌が付着してしまうことも。そんな問題も、タッチレス水栓なら解決できます。
今回は、タッチレス水栓のメリット・デメリットや、後付けする方法を紹介します。
タッチレス水栓のメリット
タッチレス水栓は、センサーに手をかざすことで、吐水と止水ができる仕組みが備わった水栓です。タッチレス水栓のメリットは、2つあります。
①水栓を清潔に保てる。
タッチレス水栓は、手で触ることなく吐水と止水ができるので、手が汚れていたり濡れていたりしても清潔に使えるのがメリットです。ハンバーグを作るために挽肉を捏ねたときでも、水栓に触れることなく手を洗えます。
②節水につながる
通常の水栓だと、こまめに水を止めるのが面倒で、つい出しっぱなしで使ってしまうことがありませんか?その点タッチレス水栓なら、手を引いた瞬間に水が止まるので、節水できます。
タッチレス水栓のメリット・デメリット
自動で吐水・止水してくれるタッチレス水栓には、デメリットもあります。
①水量の調整が難しい
タッチレス水栓は、水量の調整ができなかったり、できたとしても細かな調整が難しかったりする製品もあります。通常の水栓のように、水量をこまめに自由に変えられない点には注意しましょう。
②分岐水栓が取りつけられないことがある
卓上型の食洗機や浄水器を使用している場合、分岐水栓と呼ばれる部品で分岐させる必要があります。しかしタッチレス水栓は、分岐水栓を取りつけられないものが多いのが特徴です。水を分岐させる必要がある場合は、対応機種を選びましょう。
タッチレス水栓の後付け方法
タッチレス水栓は電気で作動するため、近くに電源が必要です。近くにコンセントがあれば問題ありませんが、なければ設置工事が必要です。電気工事は有資格者しかおこなえないので、リフォーム業者などに依頼しましょう。
もしコンセントがない場合は、電池式のものもあります。電池式のものであれば、DIYでも取りつけ可能です。ただしタッチレス水栓はコンセント式が主流なので、選べる種類は少なくなります。
まとめ
水栓に触れることなく吐水・止水できる便利なタッチレス水栓は、節水効果もあるのでおすすめです。
ただしほとんどはコンセント式なので、近くに電源を取れるコンセントが必要です。電池式もありますが、種類を選べない点には注意しましょう。
なお弊社では、おうちのなかのあらゆる困りごとのご相談に応じています。「こんなことできるかな」「こんなこと頼んでいいのかな」と思うようなことも、どうぞお気軽にお問い合わせください。