おうちの中に収納スペースがもっとあったらなぁ、と思ったことがある方、多いと思います。
断捨離も良いですが、壁厚リフォームを活用して、大切な思い出の品を残しつつ、お部屋をオシャレに見せてみませんか?
壁厚リフォームとは、おうちの壁の厚みを利用した、奥行10センチ程度のちょっとしたプチ収納のことです。
大きなクローゼットや押入れも必須ですが、小さい収納スペースは細かく物を整理できてメリットもあります。ここでは奥行約10センチで、どんな有効な使い方が出来るのかをご紹介したいと思います。
~玄関の壁厚収納~
例えば玄関によくあるスリッパラック。
これお掃除の時、邪魔ですよね。ここで壁厚収納を利用します。
壁の中に収納スペースを造作し、そこに専用のスリッパラックを設置、見えないように収納扉を設置します。これだけでも玄関を広くスッキリを使えるようになります。もちろん、お掃除もしやすくなりますね。
また、玄関正面壁に壁埋込式の棚(ニッチ)を設置し、ダウンライトを設置するなど工夫することでお客様の目線を一点に集めることができ、見られたくないゴチャゴチャした部分が目立たなくなります。
やはり玄関はお客様に必ず見られる場所なので、キレイにしておきたいところです。
~洗面室の壁厚収納~
洗面室といえば、洗面化粧台が唯一の収納箇所ではないでしょうか?
洗面化粧台に収納したいもの・・・
ドライヤー、化粧品、歯ブラシ、歯磨き粉、整髪剤など、家族みんなの必要なものを収納していくと、容量が足りなくなります。
そこで利用したいのが壁です。ここでも壁の中に収納スペースを造作し、化粧品類等奥行の小さい物を収納できます。手が濡れた状態で使用することが多いかと思うので、ここには収納扉は付けずオシャレに仕上げても良いと思います。
~トイレの壁厚収納~
トイレの限られたスペースに収納を設置すると、トイレが狭くなってしまいます。
そんな時、トイレ横壁の厚みを利用して収納庫を造ることでトイレの広さはそのままで収納スペースを増やすことができます。座ったままでトイレットペーパーを取ることができる場所に壁厚収納を造作すると便利です。また、壁埋込式棚(ニッチ)を設置すると空間をオシャレに演出することもできます。
清潔感のあるトイレにするにはお掃除もそうですが、オシャレも重要なポイントです。
~壁を利用した本棚~
これまでに紹介してきた壁厚収納ですが、本(文庫本、漫画本など)を収納する埋込式の本棚にすることもできます。サイズによっては収納扉を設置することもできます。収納扉を設置しない場合は、インテリアに利用するのも良いですね。
埃が侵入しやすい本の中には実はダニが潜んでいるそうです。壁の中に収納することでダニの好物である埃の侵入を防いでダニの増殖を抑制できます。
お部屋を広く使って、大切な本も清潔に保ちましょう。
☆壁厚収納の注意点☆
壁の空間を利用した分だけ家具を設置する必要がなくなり、お部屋を広く使えます。お部屋が広くなると、気分も良くなり心も健康に!
しかし注意しなければならないこともあります。壁厚収納はメリットが多いですが、壁厚収納造作は、どこの壁でもできるわけではありません。
特に戸建てには耐力壁や筋交が存在します。
これらは、住宅の命とも言える大切な部分です。間違っても壊したり、カットしてはいけません。住宅倒壊の危険さえあります。
便利でオシャレな壁厚収納ですが、施工する場合は検討段階で必ず住宅の図面、現場を確認する必要がありますのでご注意下さい。
リフォームには注意しなければならないことが必ずあります。
大切な家を守るためにも、又、大切な家族を守るためにも信頼できる施工会社を選びましょう。
まとめ
壁厚リフォームは、壁の厚みを利用した奥行10センチ程度のプチ収納で、玄関、洗面室、トイレ、本棚など様々な場所で活用できます。これによりお部屋を広く使えるだけでなく、収納スペースも増やすことができます。
しかし、壁厚収納を施工する際には注意が必要で、どの壁でもできるわけではありません。特に戸建てには耐力壁や筋交が存在し、これらを間違って壊したりカットすると住宅倒壊の危険があります。リフォームを検討する際は、住宅の図面や現場を確認し、信頼できる施工会社を選ぶことが重要です。壁厚リフォームを活用して、お部屋を広く、整理整頓された空間にしましょう。
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