介護がしやすい家づくり!車いすでも使いやすい水回りにするには?

介護がしやすい家づくり!車いすでも使いやすい水回りにするには?

高齢になり介護を意識するようになったり、家族に介護が必要になったりすると、家の間取りや水回りの設備機器の使い勝手が暮らしに大きく影響していることを実感します。しかし、リフォームを行うには費用もかかりますし、老後の暮らしのために、出来るだけ資産も大事に使いたいと思うものです。そのため、使いやすさはもちろんの事、資金も無駄にならないリフォームを行う必要があります。

介護がしやすい家や、車いすでも使いやすい家にするために、どんなリフォームを行えば良いのか、どんな設備機器が使えるのか、介護リフォームの注意点とともにご紹介したいと思います。

1.介護がしやすい水回りにリフォームするには?

生活に欠かせない水回りが介護を受ける側もする側にとっても使いやすいものであれば、生活の負担が軽減されます。どのようなリフォームによって使いやすい水回りにすることが出来るのか、ご紹介したいと思います。

■介護専用の設備機器を導入しなきゃいけないの?

介護用、車いす用と聞くと専用の特別な水回り設備機器に交換しなければいけないのではないかと考える方は少なくありません。しかし案外、一般的にリフォームで使われているメーカーの設備機器でも充分介護しやすい、使いやすい水回りにリフォームすることが可能です。

例えば、下記のような点を意識して設備機器を選ぶことが出来ます。

  • キッチン

キッチン下にゴミ箱を収納できるようなシステムキッチンであれば、ゴミ箱部分を無くすことで車いすでも調理できるキッチンになります。座って出来ることを売りにしたデザインのキッチンもあります。キッチン収納部分は開き戸ではなく引き出しタイプを採用すれば、体を移動させたりかがんだりせずに、収納内部の確認が出来て取り出しやすいです。

  • 浴室

現在のユニットバスの入り口を引き戸に変えたり、手すりを設置したり、部分的なリフォームだけで使いやすくなるかもしれません。また、介助者も一緒に入る必要があるなら、広いユニットバスを採用して、棚などは出来るだけなくしてスッキリさせ、オプションで手すりを設けたり、シャワーの種類を変えたりするだけで、介護しやすく断熱性の高い浴室にリフォームすることも出来ます。

  • トイレ

自分でトイレが出来る場合は、左右の壁にL字の手すりを設けることで、移動や立ち座りの動作が行いやすくなります。また、一般的になっている自動洗浄の便器や自動水栓の手洗い器も便利です。介助が必要な場合は、介助者が入ることが出来るスペースを設け、片方の手すりを跳ね上げ式にしておけば、移動の際は手すりを上げて無くし、便器に座っている時は手すりを下ろして体を支えることが出来ます。

  • 洗面所

洗面ボウル下に空間があって座って使えるタイプであれば、ゆっくりと洗面所を使用することが出来ます。また、リフォームで主流になってきている造作洗面所を採用すれば、オーダーメイドで作るので、オシャレなデザインになるだけではなく、サイズや高さを合わせ、自動水栓にするなど、仕様も使いやすいものに出来ます。

このように、介護が必要な方や、車いすを利用する方だけではなく、誰にとっても使いやすい水回りを意識することが大切です。そのためにも、ユニバーサルデザインの設備機器に注目してみましょう。

介護に特化したメーカーの設備機器や病院や施設で勧められる設備機器もありますが、一般的なリフォームメーカーでも充分使いやすいものもあるので、何か特別な、専用で高価な設備機器を導入しなければいけない、と思わず、まずは普通にリフォームの相談をしてみましょう。オーダーメイドに費用を抑えてリフォームを行えるかもしれません。

2.介護リフォームを行う時の注意点

介護しやすい水回り設備機器にリフォームすれば、自動的に快適に暮らせるというわけではありません。どんな点に注意してリフォームを行うと介護しやすい、使いやすい家になるのか介護リフォームのポイントをご紹介したいと思います。

■介護レベルに合ったリフォームを行う

リフォームを行う時に重要なのは、介護が必要かどうかに関係なく、暮らす人に合った家に出来ているか、という点です。オーダーメイドで行えるリフォームの利点を最大限に活かして、介護レベルに応じたリフォームを意識しましょう。

例えば、車いすを使う場合、自走式と介助式ではサイズや仕様が異なります。自力で漕ぐ自走式は大きなタイヤがついており、手も横に出すため、自走式車いすで生活する空間は、廊下やドアを広めにとる必要がありますが、介助式は自走式に比べて横幅が小さくなります。介助式の車いすで問題なかった空間が、自走式になって通り抜けし辛くなることもあるので注意が必要です。車いすの使用が想定されるのであれば、自走式にも対応するスペースを確保しましょう。

しかし、自走式に合わせて広い空間を作りすぎると、車いすの必要が無くなった時や、反対に介護が必要になった時に、導線が長くなってしまい不便になる場合もあります。スペースを広く確保するよりも、間取りを変えて手が届くようにワンルームにまとめる方が、どんな健康状態にでも対応できるということもあります。

このように、自走式車いすで長く暮らすことを想定した家と、介護がすぐに必要になり介助式車いすに乗り換えることが想定される家とでは、必要なリフォームが異なってきます。暮らす人の年齢や健康状態、老化や病気の進行速度に応じたリフォームを行いましょう。

■バリアフリーがバリアになることもある!

将来、介護が必要になった時に安心なように、と早めのリフォームを行うことは効果的ですが、あまりにも介護に適した環境に前もって備えすぎると、現在の生活が不便になってしまうことがあるので注意が必要です。

例えば、ドアの開閉や蛇口など全てを自動にしてしまうと、現在使える手や腕の力や動きの低下に繋がってしまうことがあります。多少の段差を超えることで、足腰が鍛えられているという方もいらっしゃいます。また、介護がしやすい広いトイレよりも、比較的狭く、壁や手すりがあるトイレであれば転倒の危険も少なく、自分でトイレをすることが出来るという方もいらっしゃいます。

さらには、車いすでも使えるようにとキッチンや洗面所の下部に空間があるものを選んだことで、収納スペースが大幅に減り、片付かない家になってしまったという失敗談もあります。

老化のスピードやそれに伴う健康状態や体力はひとそれぞれです。前もって備えることで快適に暮らせるようになることもあれば、リフォームが今出来ていたことまで奪ったり、不便になったりすることもあるので、今の状態を意識したリフォームを行うことやタイミングが重要です。担当医師やケアマネジャー、福祉住環境コーディネーター、リフォーム業者といった介護やリフォームのプロに相談しながらリフォーム計画を行いましょう。

3. まとめ

介護しやすく車いすでも使いやすい水回りにリフォームするうえで、介護に特化したメーカーの設備機器を導入することも出来ますが、一般的なリフォームメーカーでも充分使いやすいものもあるので、何か特別な、専用で高価な設備機器を導入しなければいけない、と思わず、各設備機器の仕様や使い勝手に注目して、まずは普通にリフォームの相談をしてみましょう。また、現在の体力や介護レベル、今後の進行具合などを想定して、オーダーメイドな介護リフォームを行うことで、残存機能を活かしたり無駄に資産を費やしたりせずにすみます。介護やリフォームのプロの意見を大切にしましょう。

介護が必要かどうかに関わりなく、暮らす人が使いやすいか、住みやすいかを意識して、オーダーメイドで出来る利点を最大限に活かした介護リフォームを行いましょう。

 

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豊富な経験とノウハウ: 横浜テックワンサービスは、多くの施工実績を持ち、介護に対応したリフォームのニーズに応じる豊富な経験とノウハウを持っています。
ユニバーサルデザインの導入: 介護が必要な方だけでなく、誰にとっても使いやすい水回りを実現するためのユニバーサルデザインに注力しています。
オーダーメイドのリフォーム: お客様の具体的なニーズや予算に合わせて、オーダーメイドでリフォームを行い、使い勝手の良い空間を実現します。最新の設備機器の提案: 介護に特化したメーカーの設備機器だけでなく、一般的なリフォームメーカーの最新の設備機器も取り扱っており、幅広い選択肢から最適なものを提案します。
細かな配慮: 例えば、トイレの手すりの取り付け位置やユニットバスの入り口、キッチンの収納部分など、細かな部分まで配慮し、快適で安全な空間を提供します。

介護のニーズに特化したリフォームを検討されている方に、横浜テックワンサービスの施工例は大変参考になることでしょう。最先端のテクノロジーと豊富な経験を併せ持つ彼らのサービスを、ぜひ一度ご検討ください。

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