ベランダ防水のトップコートとは?効果的なメンテナンスの方法は?

住宅のベランダは、防水工事を施すことで雨水から建物を守り、そして適正なルートによる排水を可能としています。
しかし、ベランダ防水は、経年とともに必ず劣化するため、定期的なメンテナンスをしなくてはなりません。
メンテナンスにもいくつかの方法があり、「トップコート」の塗り替えもそのひとつとなります。
そこで今回は、ベランダ防水の「トップコート」とはどのようなものなのか、また効果的にメンテナンスを実施する方法などについて解説したいと思います。

<ベランダ防水の種類>

防水工事にはいくつかの種類があります。
そして、ベランダ防水でおもに採用されるのは、大きく以下の2つが挙げられます。
・塗膜防水
・シート防水

●塗膜防水

塗膜防水とは、ウレタンやFRPなど樹脂でできた液体状の防水材を塗り重ね、仕上げにトップコートを塗ってつくる防水層のことです。
液体状であるため、どのような形状にも対応できるうえ、シームレスで美しい仕上げが特徴となります。

●シート防水

シート防水とは、ゴムシートや塩ビシートなどシート状の防水材を、床面に張ってつくる防水層のことです。
コストが安く耐久性や耐候性に優れることなどがおもな特徴となります。

<ベランダ防水のトップコートとは>

ベランダ防水のトップコートとは、防水工事において仕上げに塗る塗料のことをいいます。
トップコートを塗ることによりさまざまな効果が期待できますが、とくに重要なのは以下の2つです。
・美観の形成
・劣化の抑制

●美観の形成

トップコートを塗ることにより、美しい仕上がりが期待できます。
カラーバリエーションも豊富で、美しく一体感のある仕上がりを実現するためには欠かせない工程です。

●劣化の抑制

トップコートを塗ることで、防水層が紫外線から影響を受けにくくする効果が期待できます。
防水層が劣化すると、防水効果の衰えから雨水の侵入を許してしまうことがあります。
その結果、雨漏りにつながったり、あるいは構造部分を腐らせたりすることもあるため、注意が必要です。
トップコートにより紫外線の影響を食い止めることで、その下層にある防水層を効果的に守っています。

<トップコートのメンテナンス方法>

ベランダ防水のトップコートは、常に紫外線や熱などの影響を受ける過酷な環境にあることから、比較的劣化が進みやすい部分となります。
しかし、トップコートの劣化の影響が、下層の防水層へ及ぶ前に塗り替えると、劣化の拡大を抑制できます。
つまり、トップコートを適切にメンテナンスすることが、ベランダ防水の長寿命化を図るうえでポイントとなるのです。
トップコートの寿命は、一般的に5年程度といわれています。
5年程度を目安とし、計画的にトップコートの塗り替えをすることがベランダ防水自体を長持ちさせるコツとなります。
また、トップコートは、種類によっては機能を付加することも可能です。
例えば、遮熱機能のあるトップコートを塗ると、夏季の太陽光の反射率を高め、室内の温度上昇を抑える効果も期待できます。
メンテナンスを行うタイミングで、機能を追加することを検討してみるのもよいでしょう。

<まとめ>

ベランダ防水のトップコートは、適切なタイミングでメンテナンスを実施することが重要です。
メンテナンスを怠ると、建物の寿命低下につながることがあります。
劣化の影響が拡大する前にトップコートの塗り替えを行うことが、ベランダ防水を守り、そして建物を守ることにもつながります。

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