雨樋は、降雨時の雨水を適切なルートで排出する重要な役割を担っています。
よって、雨樋が故障すると想定していないルートで雨水が流れることから、建物に何らかの影響が及ぶ可能性があります。
そのため、雨樋が故障したら、放置せず、できるだけ早めに交換するなどの処置が必要です。
では、雨樋はどのようなことが原因で故障するのでしょうか?
また、雨樋の故障を放置するとどのようなリスクが想定されるでしょうか?
そこで今回は、建物にとって重要な役割を担う雨樋が故障するおもな原因と、放置することで想定されるリスクについて徹底解説したいと思います。
<雨樋が故障する原因とは>
雨樋が故障するのはいくつかの原因が考えられます。
なかでも、代表的なものといえば以下の2つです。
・詰まり
・経年劣化
●詰まり
雨樋には、風で舞った砂埃や落ち葉などが堆積したり、また雨水といっしょにゴミなどが流れてきたりすると、詰まることがあります。
雨樋は高所にあることから、頻繁に確認することが難しく、「気づかないうちに詰まってしまっていた」というケースも少なくありません。
雨樋の詰まりが発生すると、排水不良や重みによる破損が生じる可能性もあるため注意が必要です。
●経年劣化
雨樋は、常に紫外線や熱の影響を受ける場所だけに、建物になかでも比較的劣化しやすい部位となります。
雨樋が劣化すると、割れやゆがみ、欠落などの症状が見られるようになります。
劣化の症状が悪化すると、適切な排水ができない状態になる可能性があるため注意が必要です。
<雨樋の故障を放置することで想定されるリスクとは>
雨樋が故障したまま放置すると、さまざまなリスクが想定されます。
考えられるおもなリスクとは以下の3つです。
・雨漏り
・建物寿命を縮める
・近隣トラブル
●雨漏り
雨樋が故障すると、正規のルートとは異なる流れが生じるようになります。
例えば、外壁面へ大量に雨水が流れてしまうと、外壁材やコーキングのひび割れなどから雨水が内部に流入してしまうことがあります。
その雨水が室内にまで及ぶと、雨漏りとして認識されるようになるわけです。
●建物寿命を縮める
建物にとって、水分は大敵ともいえる存在といえます。
というのも、腐朽菌やカビ菌が生育しやすい環境をつくり、またシロアリの発生を促す原因となるためです。
雨樋の故障によって雨水が内部へ流入し、さらに重要構造にまで及んで腐ってしまうと、耐久性を低下させる可能性があります。
雨漏りの発生は、建物寿命を縮める最大の原因ともいわれるほど、きわめて深刻な事態です。
●近隣トラブル
雨樋が故障して適切な排水が行われないと、溢れ出て地面へ激しく打ち付けるように流れてしまう場合があります。
そうなると、深夜に「バチャバチャ」と大きな音が発生したり、あるいは隣家の車などを汚してしまったりする可能性もあります。
このような状態にあると近隣にとっては迷惑に感じることもあり、場合によってはトラブルに発展するかもしれません。
<まとめ>
雨樋は、日常生活であまり気に留めることの少ない場所だけに、故障に気づかないまま症状が進行していることも少なくありません。
しかし、雨樋の故障はさまざまなリスクがともないます。
故障に気付いたときは、放置せず早めに修理を依頼することが重要です。
また、10年程度を目安に、外壁や屋根といっしょにコンディションチェックを実施することもポイントとなります。
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